来満さまのつぶやき

2016.09.27

鉱山の産業遺産の町 小坂の天使館で 台湾からのお客様 ランチを満喫!

ホテル鹿角のある大湯温泉から車で15分、アカシヤの町として
有名な小坂町がある。
その小坂町、明治の後半には銀、やがて銅の生産でも日本一の
生産量を誇った「小坂鉱山」の輝かしい歴史とその遺産を今に
伝える町である。

当時、何万人といわれる労働者を抱えた鉱山は、アパートや病院、
鉄道などを整備するほか、労働者を癒すための劇場や子供のための
幼稚園なども整備した。
近隣の大湯温泉も当然、山間の大都市、小坂の恩恵に与ったことは
いうまでもない。

そして今、贅を尽くした、豪壮で華麗な
「鉱山事務所(重要文化財)」は、当時の姿そのままに堂々と
その威容を誇っているし、日本最古の芝居小屋である劇場
「康楽館(重要文化財)」は、現役の芝居小屋として多くの
ファンに愛されている。

さて、鉱山事務所や康楽館はいずれ詳しく案内することとして、
今回はちょっとしたエピソードを添えて、現在は「天使館」と
いわれている幼稚園のお話です。

この「天使館」は、昭和6年(1931年)鉱山従業員の子供たちの
保育を目的に、鉱山の支援により、聖心愛子会が
シスター・テレシアのもと聖園天使館として開園させたもので、
その後、名称を小坂マリア園として、10
年ほど前まで現役の
幼稚園として使われていたものなのです。「天使館」は平成14
年、
国指定の登録有形文化財に指定され、現在は一般に開放され、
音楽会やフォーラム等に広く活用されているのです。

ところで、今回のエピソードは「来満さまのひらめき」で
「天使館」をグループのランチ会場に利用したもの、それも、
康楽館や鉱山事務所を見学した後の台湾からのツアーの皆さんが
お相手です。ランチはホテル鹿角からのケータリング。ツアーの
一行はかつての鉱山の繁栄を偲びつつ、歴史の香り漂う雰囲気に
浸りながら、料理に舌鼓をうつという次第。

ツアーの皆さん とても 楽しそうでしたよ~
ホテル鹿角の食事と天使館のコラボ 好評で 来満さま ホッ!

*今回のツアーは可楽旅運のお客様でした

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