2016.08.08
幼い頃を思い出させる
暖かでやさしい お父さんの手のひら
嫁ぐ日「ありがとう お父さん」と
万感の想いを込めて「幸せの小径」
お父ちゃん帰えろ!
巌のように大きな手のひらにひかれて、見上げれば優しい父の笑顔があった。
頬にふれる爽かな風、そこはかとなく感る野の香り、めっぽうかいもなく嬉しかった。
赤とんぼがとびかい、道には大きな影に、スキップを踏む小さな影が寄り添っていた。
あれから大人になっていくうちに、母には素直に言えることもなかなか言えず、決して親不孝をしているつもりはないのに、父とは、微妙な距離感があった。彼との結婚についても、喜んでくれていることは良っくわかっているのに「お父ちゃんありがとう」と言葉に出して言えないもどかしさ。
幼かったあの頃の、優しい手のひらの感触を想い出しては胸が熱くなるのに。
さて、ホテル鹿角の結婚式。
噴水のあるパティオを見下ろす回廊、それは、チャペルに続く「幸せの小径」。
お友達や親族など列席者に見守られ、チャペルの扉の前で待つ母と彼の処まで。
「この道はいつか来た道 アカシヤの花が咲いてる・・・」
コーラス隊の歌声に合わせて万感の思いに胸ふるわせ、父と手を取りあって歩む。
幼い頃の感触がよみがえる、よみがえる、走馬灯のように。
「お父ちゃん ありがとう ほんとうにありがとう わたし うれしい・・・」
20メートル程の、陽光が差し込む、おしゃれな小径に2人だけの幸せの時が流れる。
幸せなはずなのに何故かもの悲しい。「お父ちゃん!いつまでも元気でいてね!」
夏休み、お祭りも始まり、お盆も来てみんなが集まってくるこの季節は、結婚式の式場探しに絶好の季節です。お揃いで ホテル鹿角 にお越しください。
きっと、幸せへの扉が開かれます。
ホテル鹿角の湯守神・来満さまも 2人のために 心からのお手伝いしますよ~
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