2017.01.01
恒例の十和田神社・初詣に、ご滞在のたくさんのお客様をご案内した。
さて、十和田神社縁起
熊野で修業した南蔵坊は諸国を巡るに、神から鉄の草鞋と錫杖を授かります。
そして、神は100足目の草鞋が破れた処に棲むべしと告げます。その草鞋が
破れた場所こそが、神秘の湖「十和田湖畔」でありました。
当時の十和田湖は、魚や水を喰いつくし、33尺もの大蛇となった八郎太郎に
支配されていました。これを見た南蔵坊は九頭竜にと姿を変え、その巨大な
龍身を十曲(とわだ)にくねらせて八郎太郎に挑み、ついに勝利します。
追放された八郎太郎は男鹿に逃げ、そこに湖を造り棲みますが、これが、
今は干拓され、日本最大のあきたこまち米の産地となっている八郎潟だと
いわれています。
十和田神社は、その南蔵坊が青龍権現として、崇め祀られているのです。
真っ白な世界に美しい姿を見せる十和田湖。
神秘な湖の畔の十和田神社は、新たな年を迎えての清新な祈りの場に相応しい。
新たな年に、お客様はそれぞれ何をお祈りしたのでしょう。
来満さまも一心にお祈りしましたが、何を祈ったかは・・内緒のこと。
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