2016.08.01
1986年7月30日、十和田ICと碇ヶ関ICの間が開通し、東北自動車道が浦和から青森まで繋がってから、30周年となることを記念して、ネクスコ東日本東北支社十和田管理事務所(臼井智徳所長)の主催によるフォーラムが、私のホテルのグランドホール天翔で開催され、230名程が参加した。
フォーラムの目玉は、開通によって利便性が格段に良くなり、様々な恩恵を受けることになった北秋田地域にある市と町の首長(児玉鹿角市長・福原大館市長・津谷北秋田市長・細越小坂町町長)をパネラーに、日経BP社執行役員で大館市出身の麓幸子氏をファシリテーターとするディスカッションであった。
ディスカッションでは、開通によって、災害時での幹線道路の代替えの確保・救急医療での安心・物流の活発化・企業の進出など様々な恩恵があったことが確認された。鹿角市の児玉市長は「地域の認知度が大きく向上、観光振興、特産品の販路拡大、そして、充実したスキー場を利用しての、国体や高校総体、大学選手権などの全国的なイベントの開催が誘致しやすくなった」などの効果を上げた。
また、今後の展望として、観光を通しての交流人口の増加、特に、十和田八幡平ナショナルパーク構想に合わせ、遅れている北東北のインバウンドの活性化に向けて、市町が協調して取り組むとした。
充実したフォーラムに続き、懇親会が開催され全員が高速道路の意義を強く認識した一日となった。
因みに、開通の10年後、十和田IC から10分の、とても便利な大湯温泉に「ホテル鹿角」はオープン。「ホテル鹿角」でも高速道路の恩恵に与っていることは間違いない。
ホテル鹿角の湯守神・来満さま なるほどと 勉強の1日でありました
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