来満さまのつぶやき

2019.01.07

南部藩 鹿角と三戸を繋いだ来満街道
鹿角は津軽藩と秋田藩と接する南部藩の要衝で、「来満街道」はその鹿角と南部氏の根拠地であった三戸を繋いでいた。街道は幕府の巡見使の往来などのほか、尾去沢鉱山の銅を野辺地湊に運び、塩や海の幸が届けられるという、産業や生活に直結した極めて重要な役割を担っていた。
しかし、その道のりは険しい山間の往来のうえ、冬は雪で閉ざされる厳しい環境であったが、頂上の「来満峠」は花々が咲き乱れる景勝地であったと伝えられている。
さて、他藩と接していた鹿角では頻繁に戦が発生した。戦国時代末期のこと、秋田安東に攻略されかかった南部方にあって、城主大湯四郎左エ門は鐘や太鼓で戦士を鼓舞することで勝利、その戦士達の凱旋を大湯の村人も鐘や太鼓で迎えたとされる逸話が、今に伝わる「大湯大太鼓まつり」の起源とされていることも一興である。
                         (文責 来満さま 12-6

温泉大浴場へのアプローチにある「鹿角の伝説や祭りや文化」の紹介パネル
ブラ歩きしながらお楽しみいただいている「鹿角なるほどギャラリー」です

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