来満さまのつぶやき

2019.01.06

十和田湖に魚を 感動の和井内貞行物語
もしかしたら、小学校の教科書に「十和田のひめます」という話があったことを覚えている人がいつことと思います。そうです、魚の棲むことができなかった十和田湖に貞行がひめますの養殖に成功をするお話です。
さて、1858年、鹿角市の毛馬内に生まれた貞行は、妻のカツとともに湖に魚をという一念で全財産とすべての時間をかけて取り組みます。やがて、支笏湖に回帰性のあるガバチェッポという魚がいることを知り、これを買い受け、1903年に漸く孵化に成功し和井内マスと名付け湖に放流します。
しかし、いくら待っても魚は回帰してくれません。貧困と失望のどん底に喘ぐ二人でしたが、2年後のある秋の日、銀鱗を躍らせ成魚とりなって回帰する魚の一団を目のあたりにします。夢に見続けた「魚の棲む十和田湖」になった瞬間です。
涙で抱き合う貞行とカツ。感動の物語です。
                          (文責 来満さま 12-5)

温泉大浴場へのアプローチにある「鹿角の伝説や祭りや文化」の紹介パネル
ブラ歩きしながらお楽しみいただいている「鹿角なるほどギャラリー」です

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