2018.09.23
秋田魁市新報社と鹿角市が主催した地域おこしのイベント
「ふるさと彩発見さきがけin鹿角」が「ホテル鹿角」と「道の駅・おおゆ」を
会場に開かれた。
プログラムは道の駅を設計した著名な設計家「隈研吾氏の講演」と鹿角地域の
5つの中学校によるインターンシップを体験した企業の生業を通して、鹿角の
賑わいをどう演出するかというテーマの知恵比べ「鹿角活性化中学選手権」の
二本立てであった。
隈研吾氏の講演では、道の駅・おおゆの設計の基本理念を聞いた。
それは、鹿角の自然、山があり・清らかな水の流れがあり・豊かな温泉が
あるという絶好の立地に、古くから、山からはマキを採り、水を生かして農業を
営むという、人々の美しい安住の地であった「里山」が残されていること。
その「里山」を望む一角を設計に取り込み、地元の特に木の素材を生かした
道の駅・おおゆを誕生させたとの考えを興味深く聞くことができた。
そして、「鹿角活性化中学校選手権」は白熱した展開となった。
インターンシップの体験企業は味噌醤油の醸造会社、老人介護と温浴施設を
展開する会社、養豚会社、世界にも著名な木彫アートの会社に
「ホテル鹿角」の5カ所。
ホテル鹿角の担当は花輪第一中学校で、道の駅とのコラボレーションをも踏まえ
「春の山菜」「夏の祭り体験」「秋の勉強合宿」「冬の雪遊び」と四季を通して
人をいかに呼び込むか、そして交流の機会をいかに演出するかといった積極的な
ホテルの活用をテーマに発表してくれた。
来満さまも審査員として関係したが、内容はしっかり研究し勉強した後が
感じられ、拍手喝采で今後のホテル運営にも参考となることも多かった。
中学生の純粋なものの見方に大いに感心した来満さまであった。
その後はパネルディスカッションなどもあり充実した催しは終了した。
道の駅でも地元食材の「うまいもの広場」が開かれ多くの来場者で賑わった。
写真は 隈研吾氏の講演と中学校選手権の表彰式の様子
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