来満さまのつぶやき

2019.01.13

近代産業遺産の宝庫 アカシアの町 小坂
幕末の文久元年、銀の鉱脈が発見され盛岡藩は精錬所の建設を計画するが、維新後に新政府が没収、やがて、赴任してきたドイツ人鉱山技師クルト・ネット―の湿式精錬技術導入もあり銀山として繁栄した。しかし、鉱脈は徐々に枯渇し閉山も囁かれたが、明治33年に所長に就任した久原房之助が黒鉱から銅を分離する自熔精錬に成功、大規模な溶鉱炉なども建設され「小坂鉱山」は日本屈指の銅山へと変貌をした。そして、鉄道の敷設や水力発電所も開設され、繁栄を象徴する「豪壮華麗な白亜の鉱山事務所」が建設された。また、働く人のためには病院や幼稚園、芝居小屋「康楽館」も用意された。今、それらの施設は近代日本の産業
の発展に貢献した貴重な遺産として残されている。さらに、煙害対策として植樹された300万本を超えるアカシアが、花見頃になると町全体を白く染め、甘い香りで包みこむ。

                         (文責 来満さま 12-12)

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