2017.11.16
青森県にも迎賓館的な役割を担うホテルが必要であるという意識の高まりを
具現化、ホテル青森は1967年12月に開業をした。
当時からの理念は「青森の迎賓館・本物のホテル」であった。
そして、帝国ホテルのノウハウを取り入れるため多くの幹部を招聘、料理に
サービスに研鑽を重ね、創業の理念である青森の迎賓館たる地位を築いていった。
1977年には「あすなろ国体」の開催に向け新館を増築。
来県した昭和天皇、皇太子殿下(現天皇)ご夫妻のご宿泊の栄を賜っている。
1986年、事業は国際興業㈱の傘下となった。
国際興業㈱は青森を象徴するホテル青森をさらに発展、地域に貢献することを
目指して、ホテルの建て替えを決断、1989年、工事を着工した。
そして、1992年、地上17階、客室155室、1200㎡の国際会議にも対応する
グランドコンベンションホールを持つ「新・ホテル青森」が誕生した。
開業後は、全国植樹祭の皇太子殿下・政子妃、第46回結核予防大会での
秋篠宮紀子妃殿下など、皇室の多くの方々のご宿泊をいただいているほか、
2008年にはサミットに関連してのG8エネルギー大臣会議の開催会場となるなど、
まさに青森県を代表するホテルとしての確固たる地位を築き上げている。
今回のレセプションでの挨拶、㈱ホテル青森代表取締役社長・蝦名正治氏は
「青森の迎賓館たれ」という創業の精神が脈々と引き継がれている事を確認し、
おもてなしの心と感謝の気持ちを忘れずに、地域のリーディングカンパニー
としてのさらなる飛躍を誓っていた。
「ホテル青森」は「花巻温泉」や来満さまの「ホテル鹿角」とともに、国際興業の
グループとして連携を深め、東北3県での存在感を高め、多くの皆様に
愛されることを目指す。
開業90周年の「花巻温泉」、開業20年を経た「ホテル鹿角」、そして、半世紀の
歴史を刻んだ「ホテル青森」のネットワークに、これからもご期待ください。
写真は挨拶する ㈱ホテル青森 蝦名社長とレセプションの様子
Copyright © 2016 Hotel Kazuno All Rights Reserved.