2017.03.21
戦後間もない昭和21年に創設された十和田高校スキー部は、過去、
2位、3位と優勝まであと一歩ということはあったが、ついに今年、長野県の
飯山高校に圧倒的な大差をつけ、長年の悲願であった全国NO.1 の座を獲得した。
女子の部の優勝の原動力となったのは、なんといっても
“尾瀬ほたか高原スポーツパーク”で行われたクロスカントリーで、
5㎞フリーと5㎞クラシカルの両レースで「成田生絵」選手が第1位になり、
「田原朱莉」選手が第2位になるという、2種目でのワンツーフィニッシュ
という快挙を達成したことが大きい。
さらに、15㎞リレーでは前出の成田、田原選手に加えて「望月咲良」選手が健闘、堂々の3位入賞となったことで優勝を確実なものに引き寄せた。
十和田高等学校(石川弘美校長)は鹿角市毛馬内地区に在り、その創立は
1943年、校訓を「純・純真謙虚」「剛・勇気と不撓不屈の精神」
「忍・辛抱と寛容」としている。校訓を尊び、高校生活を終えた生徒は
素晴らしい素養を持っており、来満さまのホテルでもたくさんの卒業生が
働いている。
今回の優勝は学校やその関係者は勿論の事、地域の人々にも大いなる勇気と
感動を与えてくれた。スキー部員の将来に幸あれと期待せずにはいられない。
3月18日、輝かしい成績を収めたスキー部員は小雪舞う市内をパレードし
多くの市民の祝福を受けたのち、来満さまの「ホテル鹿角」の
グランドホールで、たくさんの関係者に囲まれての優勝祝賀の式典に臨んだ。
おめでとう! 十和田高校スキー部! さらなる健闘を祈ります。
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